くりころころさんから頂きました

命短し、恋せよ乙女

『ちょっとかわったお菓子』 フリーソルジャー編


名前や形・謂れが似てたり、誰かにプレゼントしたり、されたり・・・
キャラ お菓子 解説およびレシピ
エース


うぬぼれ女
−ノッケン−
【ドイツ】




ノッケンは団子菓子の事。
ドイツ・オーストリアの各地に特徴あるノッケンが存在します。ここでは杏。
一見、フライ衣を付けて高カロリーっぽいですが、いためたパン粉をまぶした
茹で団子で意外とあっさり。
岩とかが、転じて”うぬぼれ女”になったらしいけど。 団子は岩に似ているし。
くどくて激甘そうだけど、あっさり。(いろいろ記録を持っているだの、かしましく
噂されても、本人は馬耳東風な所)
(エースは注釈入れないと「違う!!」とお怒りがきそうですね(^^ゞ)

◇材料(6個分)◇

  • バター30g,クリームチーズ125g,卵1個,薄力粉90g,アプリコット(缶詰)12個,角砂糖6個,
  • 衣《パン粉40g,バター40g,砂糖大さじ1》,塩少々


◇作り方◇

  1. バターをクリーム状に練り、柔らかく練ったクリームチーズを少量ずつ加え混ぜる。 さらに、卵を解きほぐして少しずつ加え、ふるった薄力粉も混ぜ、ラップをかけて冷蔵庫30分〜1時間ねかす。
  2. 乾いた布巾に薄力粉(記載外)を振り、1をくるんで14cm×21cmの棒状にし、6等分に切る。
  3. アプリコットの穴に角砂糖を1個ずつ詰め、残ったアプリコットをかぶせる。 1の生地で1個ずつ包んで団子にする。
  4. 湯に塩少々を入れ、沸騰したら弱火にして 3を静かに茹でる。浮き上がってきたら、取り出す。
  5. 衣は、パン粉に砂糖を混ぜてカラ炒りし、きつね色になったらバターを加えて炒め合わせる。
  6. 団子に5の衣をまんべんなくまぶす。
レイン


うさぎの耳
【スイス】




アリスのきちがい帽子屋(フェルトでシルクハットを作ると、その固めるための溶剤が
頭をぽよよんにしてしまうんだとか)のお茶会をイメージしてくれると嬉しい。
懐中時計を持った、三月うさぎ。 彼は絶対、ホームメイドなお菓子が似合うと思う。

ホームメイドな揚げ菓子。メルヒェン?

◇材料(約40枚分)◇

  • 強力粉200g,ベーキングパウダー少々,粉末アーモンド50g,とかしバター70g,砂糖30g,卵1個,塩小さじ1/2,牛乳50cc,レモン汁大さじ1,揚げ油(落花生油なら風味も付いて、なお良し)


◇作り方◇

  1. 強力粉・薄力粉・ベーキングパウダー・粉末アーモンドを一緒にふるい、大き目のボールに入れる。
  2. 1にとかしバター・砂糖・卵・塩・牛乳・レモン汁を入れ、ハンドミキサーでよく混ぜ合せる。まとめてラップに包み、冷蔵庫で30分ねかせる。
  3. 打ち粉(強力粉・記載外)をした台で2を、2o厚さにのし、長さ5p・幅2.5oくらいの耳の形に切り、1p内側の所に包丁の先で耳の形の筋目を入れる。
  4. 油を180度に熱し、3を入れ、途中で1回裏返して色よく揚げ、油を切る。冷めたらどうぞ。
シン


できそこないの
目玉焼き
【ドイツ】





アプリコ・オー・ミロワール(鏡にうつった杏)とフランスでは云います。
イースターの伝統菓子。
スペシャリテだから、イースター中のレストランとかでしか食べられないから、
本人ごまかされてくれないかな?庶民は食べれないって。
”ヌガーのたまご鍋”と迷ったけど、こっちのが簡単だし。
(皆さんは目玉焼きは片面?両面?何をかけますか、塩?醤油?etc?)

◇材料(直径18cmのリング型1個分)◇

  • スポンジ 《薄力粉25g,コーンスターチ25g,バター20g,卵2個,砂糖50g》
  • ブラマンジェ 《コーンスターチ大さじ4,砂糖40g,牛乳400cc,アーモンドエッセンス少々》 、アプリコット(缶詰)4個


◇作り方◇

  1. スポンジを焼く。薄力粉とコーンスターチを一緒にふるう。バターは湯煎でとかす。 ボールに卵と砂糖を入れてよくすり混ぜ、湯煎にかけて泡立てる。 種が人肌よりやや熱くなったら(約40度)湯煎からはずし、白くもったりするまで泡立てる。 ふるった薄力粉を加えてゴムべらで混ぜ、溶かしバターも回し入れて、さっくりと混ぜる。
  2. 型にバター(記載外)を塗り、オーブンペーパーを敷いた天板にのせ、種を流す。 天板を2枚重ねにし、170〜180度のオーブンで約20分焼く。型からはずし、網台の上で冷ましておく。
  3. ブラマンジェを作る。コーンスターチと砂糖を混ぜ、牛乳を少しずつ加え混ぜる。 弱火にかけ、静かに混ぜながら、糊状の濃度が付くまで煮る。
  4. さらに、3〜4分煮て、火からおろし、アーモンドエッセンスを加え混ぜる。
  5. 仕上げ。2のスポンジを横2枚(約1cm厚さ)に切り、切り口を上にして1枚ずつ皿に盛る。 この上にアプリコットを2個ずつ、間隔を空けて載せる。
  6. 上から温かい4をたっぷりかける。冷蔵庫で冷やし固める。
ウルカス


女の太もも
【スイス】


ただ”ふともも”と言われる事も。 フランスでも”女の太もも”です。
ふんわり軽い舌触り、冷たくてもあたたかくてもよいとか。2本だけ並べないでね。
うん…。これも、あっさりしているのだ。これ見てニヤニヤしてるんでしょうな、彼は。
(で、その隣の相棒が「何をわらってるんだー!」って)


◇材料(約45個分)◇

  • 薄力粉500g,ベーキングパウダー小さじ1,とかしバター50g,卵3個,砂糖200g,塩少々,レモンの皮のすりおろし1/2個分,揚げ油


◇作り方◇

  1. 薄力粉・ベーキングパウダーを一緒にふるう。
  2. 卵を解きほぐし、とかしバター・砂糖・塩を加えて、ハンドミキサーで泡立て、1の粉とレモンのすりおろしを加え、ゴムべらで混ぜ合わせる。
  3. 手に打ち粉を付け、2の種を親指くらいの大きさに細長く丸める。
  4. 180度の油で3を、1回に10個ずつ5分間揚げ、油をきる。
アロウ


おしり
【ドイツ】


日本では”ハイジの白パン”で売り出しているようです。ちょっと甘味のあるパン。
レースで飾ったらホントにおしり…。

◇材料(18個分)◇

  • 強力粉500g,ドライイースト10g,砂糖20g,モルト0.5g,塩5g,ショートニング20g,水310cc,上新粉適宜


◇作り方◇

  1. 強力粉からショートニングまでの材料を混ぜ合わせ、分量の水を加えて手でよく練る。 手やボールにくっつかなくなるまで練ること。
  2. 1を丸く形を整えて、バター(記載外)を塗ったボールに入れ、ぬれふきんで覆い、暖かい場所に20分置いて、一次発酵させる。
  3. 2が約2倍に膨らんだらガス抜きをする。これを18等分に分割し、1個ずつ丸めてクッキングペーパーにのせ、ラップをかけて5分おく。
  4. 3に上新粉をまぶしながら中央を凹ませ、その中心に包丁で縦に切れ目を入れ、手前を少し切り開いて、”おしり”のように成形する。180度のオーブンで約10分焼く。
キース


トウルトー・
フロマージュ
【フランス・
ポワトウー地方】




真っ黒焦げのUFOみたいな外見のチーズケーキ。
焦げ目も風味の一つ。微かな苦みとほんのり塩気のきいたチーズのきめ細やかな
スポンジと、薄く香ばしいブリゼ生地を一緒に味わうのがベスト。

◇材料(直径15cm高さ3.5cmトウルトー型2台分)◇

  • ブリゼ生地《無塩バター75g,薄力粉75g,強力粉75g,グラニュー糖5g,塩2g,全卵1ケ》
  • アパレイユ《(全卵2ケ/卵白と卵黄に分ける,グラニュー糖75g,) アパレイユA(シャブルーチーズ山羊乳から作る熟成させないフレッシュチーズ100g,コーンスターチ20g,レモン汁少々)》 トウルトー型はタルト型で代用可、シャブルーチーズはフロマージュ・ブラン(牛乳から作るフレッシュチーズ)で代用可。


◇作り方◇

  1. [アパレイユを作る] ボウルに卵黄、半量の砂糖を入れ、泡立器で白っぽくトロリとなるまで泡立てる。ここにAを順に加えて混ぜる。
  2. 別のボウルに卵白を入れて泡立器で八分立てにし、残りの砂糖を3回ほどに分けて加えながら、しっかりと角が立つくらいに泡立てる。
  3. 1に2を加え、卵白の泡を潰さないようにゴムへらで切るようにして混ぜる。
  • [仕上]  オーヴンを250℃に温めておく。ブリゼ生地の底面全体をフォークで軽く突いてピケし、アパレイユを型の高さ1cm下まで流し入れ、250℃のオーヴンで25分、表面が焦げるまで焼く。
トルック


カルテシュナオッツェ
【ドイツ】




”冷たいビスケットケーキ”という正式名があるのに、”冷たい鼻づら””冷たい犬”と
呼ばれます。 俗語で、「彼はすごく冷たい男だ」という意味があるとか。
市販のビスケットにコーヒークリームを塗り重ねて冷蔵庫で冷やすだけ。
イギリスにもあります。

◇材料(4人分)◇

  • 長方形のビスケット(市販品)24枚
  • バタークリーム《バター225g,卵白2個分,砂糖100g,ココア大さじ4,インスタントコーヒー大さじ1,ラム酒小さじ2,レモンの皮のすりおろし1個分,塩少々》
  • 飾り用《ピスタチオナッツを刻んだもの大さじ2》


◇作り方◇

  1. バタークリームを作る。バターをクリーム状に練る。
  2. 卵白を半ば泡立て、砂糖を少しずつ加えながら、堅く泡立てる。
  3. ココアとコーヒーを混ぜ、湯大さじ1を加え溶き、2に加え、残りの材料も混ぜる。 これを1のバターに2〜3回に分けて混ぜ込む。
  4. ビスケット4枚を長方形に並べ、その上に3を塗り、ビスケットをのせ、同様にして、全部で6段重ねにする。
  5. 側面・表面にも3のクリームを塗り、冷蔵庫で冷やし、刻んだピスタチオを散らし、4等分に切る。
ジャンヌ


蜂の刺しあと
ビーネンシュティッヒ
【ドイツ】






中に挿むクリームはお好みで、チーズケーキを挿んでも。

◇材料(26cm×28cm天板1枚分)◇

  • イースト生地 《薄力粉300g,ドライイースト12g,牛乳150g,砂糖40g,バター70g,塩少々,レモンの皮のすりおろし小1/4個分》
  • ビーネンシュティッヒ・ペースト 《バター110g,砂糖110g,スライスアーモンド40g,刻みアーモンド80g,生クリーム80cc,はちみつ30g,バニラビーンズ1/3本》
  • カスタードクリーム《牛乳450cc,コーンスターチ50g,卵黄1・1/2,砂糖80g 》
  • メレンゲ《卵白4個分,,砂糖120g 》 ,生クリーム140cc


◇作り方◇

  1. イースト生地を作る。ふるった薄力粉・イースト・牛乳・砂糖・塩・レモンの皮のすりおろしを合わせ、手でよくこねる。 種が手やボールにくっつかなくなったらバターを混ぜ込み、更になめらかになるまでこねる。
  2. 打ち粉(強力粉・記載外)をした台で1を天板の大きさにのし、クッキングペーパーを敷いた天板に敷き込んでおく。
  3. ビーネンシュティッヒ・ペーストを作る。2種のアーモンドは、170度のオーブンでカラ焼きする。
  4. 3を冷まし、残りの材料全部と合わせ、火にかけて、鍋肌にくっつき始めるまで煮る。
  5. 2に4をのせ、カードで全面に伸ばす。ラップをかけ、暖かい所で2倍に発酵させる。 これを180〜190度のオーブンで約30分、きつね色になるまで焼く。
  6. カスタードクリームを作る。ふるった薄力粉、砂糖、卵黄を混ぜ、温めた牛乳を少しずつ加え混ぜる。弱火にかけ、かき混ぜながら濃度を付ける。
  7. メレンゲを作る。卵白を半ば泡立て、砂糖を少しずつ加えながら、角がピンと立つまで堅く泡立てる。
  8. 生クリームも堅く泡立て、7を加え混ぜる。
  9. 仕上げ。5を横2枚に切り離す。ペーストののった方は、4cm×8cmに切る。
  10. もう1枚の方には6を塗り、さらに8を厚く塗り重ねる。この上に9を並べ、冷蔵庫で冷やす。 固まったら、上にのせた長方形の切れ目の部分に包丁を入れ、1切れずつに切る。


【投稿ギャラリーに戻る】【前へ】【次へ】







ホーム なんでも情報 作品紹介 キャラ紹介 葉月先生のプロフィール 商業作品一覧 同人誌一覧 投稿ギャラリー 人気投票 リンク